乳白色の尿について

2回目は、「乳白色の尿」について、
お話いただきます。
1回目 → 透明な尿について

パーソナリティー
尿が、乳白色になるという事が、あるんですか。

高橋教授
えぇ、ありますね。
尿は、先日お話した様に、黄色いけど、透明ですよね。
これがですね、少し濁ってくるという感じだと思います。

ですから、
色自体は、黄色を基調にしているんだと思いますけども、
そこに白く濁った、いわゆる白濁した様な感じ。

ほんとに、ひじょうに強い場合には、
乳酸菌の飲料水とか、ありますよね。

あんな様な感じの物に近くなる。
それに、ちょっと黄色味が入っている様な、
そこまでなっちゃう事も、あると思います。

なんでこうなるかっていうと、
尿の中に、死んだ白血球が混ざってて。

パーソナリティー
白血球。

高橋教授
死んだ白血球というのは、要するに膿(うみ)ですよね。
ですから、実際に、それが白血球だという事を確認する
と、私達は、それを膿尿という、言い方をします。

膿(うみ)の尿(にょう)と言いいます。膿尿ですね。
これは、色んな尿の通り道に、炎症が起こってくると、
そこで必ず、外敵と白血球が戦って、
死んでしまった、白血球が、尿中に出てくるという。
それが、膿尿という現象です。

パーソナリティー
この尿が、乳白色の場合ですけども、
どんな病気の可能性が、あるんでしょうか?

高橋教授
まず、一番頻度が高いのは、感染症でいいと思います。
で、尿路という、おしっこの通り道は、
男性と女性で、大きく構造が違いますよね。
ですから、なる病気も、かなり違います。

女性の場合はですね、
まず膀胱炎を疑った方がいいと思います。
女性の場合は、尿道が、非常に短いので。

パーソナリティー
尿道というのは、膀胱から最後、
外に尿が出てくる、通り道ですね。

高橋教授
そうですね。女性の場合、尿道ひじょうに短いので、
逆行性に、尿道から膀胱の中に、菌が入りやすいです。

で、一番、膀胱炎の原因というのが、大腸菌。
大腸とか、肛門の周りに、普段からいる菌ですね。
これが、尿道を通って、膀胱の中へ入って、
炎症を起こすと、これが膀胱炎と、言う事になります。

お若い女性の場合だと、性交の時に、
菌が入るっていう事も、少なくありません。

ご高齢になってくるとですね、
ばい菌に対する抵抗力が、落ちたり、
それで、膀胱炎になりやすいと、言われています。

膀胱炎になると、まずは、排尿時に痛みがある。
トイレが近い。残尿感があって、なんかすっきりしない。
不愉快な感じがある。これが、大きな症状だと思います。

パーソナリティー
どんな治療を、行いますか?

高橋教授
やはり、抗生物質を、適切に使うという事です。

閉経後の患者さんの場合と、閉経前の患者さんの場合で、
ガイドラインなんかでも、使うお薬が、ちゃんと決めら
れていますので、それに従って、内服の抗生剤を、
大体数日から一週間ぐらい飲めば、
多くの人は、もうそれで綺麗に治ると思います。

ただですね、一年に2,3回、繰り返して膀胱炎になる、
高齢の女性が、いらっしゃると思うので、
そういう場合にはですね、
反復性の膀胱炎という事で、専門の先生に診てもらった
方が、いいかもしれません。

パーソナリティー
男性の場合は、どうなんでしょうか?

高橋教授
男性の場合はですね、尿道が長いので、
膀胱炎は、滅多にないです。菌が届きずらいんですね。

代わりにですね、その手前にある、
尿道が炎症を起こして、尿道炎になったり、
さらには、膀胱のちょっと手前にある、前立腺ですね。
これが炎症を起こして、前立腺炎という事になります。

男性で、この尿道炎になるというと、
一番やっぱり頻度で多いのは、性感染症です。

いわゆる、淋病だとか、クラミジアという病気が、
代表的な物です。

淋病の尿道炎というのは、非常に症状が強いです。
痛みも強いし、少しペニスも赤くなったり、
膿も沢山出るという感じなので、
大抵の人は、あれ、変だぞと思って、いらっしゃいます。

ところがですね、クラミジアは、今言った症状、
全部、軽いんですよね。

時々、見逃してしまったり、
ちょっと恥ずかしいから、いいかなという事で、
お医者さん、行かない事があります。
ほんとは、やっぱり良くないですよね。

相手の女性に、今度移してしまう可能性があります。
女性がなるとですね、男性よりは、色んな症状が、
ちょっと深刻になります。

その菌が、もっと体の中に入ってくると、
例えば、卵管とか、そういう所に炎症を起こすと、
卵管炎で、卵管が閉塞してしまって、
不妊症の原因になるという事もあるので、
これはもう是非、しっかりと診断して、
治療して欲しいと思います。

パーソナリティー
もう一つ、前立腺がんの、可能性も考えないといけない
という事でしたけども、
この前立腺と言うのは、どういう機能を持った物と、
考えたら、いいのでしょうか。

高橋教授
これは、男性の生殖器です。
膀胱のすぐ下に、ちょうどですね、栗の実位の大きさで、
男性の精液の一部を成している、前立腺液と言う物を、
分泌している、男性の生殖器の一つです。

パーソナリティー
その前立腺の炎症と言うのは、
どの様に、起こるんでしょうか。

高橋教授
前立腺肥大症って名前、聞きますよね。
お年と共に、前立腺が大きくなって、トイレが近くなっ
たり、尿が出にくくなる。

で、こういう方に、前立腺炎、合併しやすいです。
肛門にいる大腸菌が、雑菌として、
尿道から入ってしまって、高齢者の前立腺肥大症の患者
さんでは、前立腺の中に、菌が入り込んでしまって、
ぼーんと、発熱します。

で、頻尿になって、残尿感とか、場合によっては、
ひじょうに、前立腺が、むくむとですね、
尿が出にくくなって、最悪、尿閉という。

膀胱におしっこがあるんだけど、出せなくて、
大変辛い状態に、なったりします。

パーソナリティー
治療は、どう行いますか。

高橋教授
軽症の場合には、内服の抗生剤で、けっこうなんですが、
ひじょうに重症な場合にはですね、場合によると、
点滴による、抗生剤の投与をする事もあるし、
後は、先ほど言った様に、尿がひじょうに出にくくなっ
て、残尿が沢山あるという場合には、
尿道に、一時的に、細いゴムの管を入れてですね、
それで、尿を外へ出してあげるという事を、
一緒にする事も、よくあります。

パーソナリティー
その他に、乳白色の尿が出た場合に、考えておいた方が
よい病気は、ありますか?

高橋教授
背中が痛くなってきたとか、
それで、熱がどーんと出たという場合にはですね、
腎盂腎炎を、是非疑って欲しいと思います。

パーソナリティー
腎臓の病気ですね。

高橋教授
そうです。尿道の方から、菌が入ってきて、
腎臓の方まで、菌が上ってしまって、
腎臓の中の、腎盂って言う、尿が溜まる部屋があるんで
すが、そこが炎症を起こす状態です。

で、実際の腎臓の方にも、炎症が波及するので、
ぼーんと発熱します。

これ、適切に治療しないとですね、
場合によると、高齢の方なんかだと、
敗血症と言って、菌が血液の中に入ってしまって、
ひじょうに、全身状態が悪くなる事があるので、
注意が必要です。

点滴の抗生剤で、しっかりと治療します。

ときどきですね。
風邪を引いたと思ってですね、風邪薬だけ飲んでいる、
ご高齢の方がいます。
来てみたら、かなり重症な、腎盂腎炎だったという事が、
あります。注意が必要です。

パーソナリティー
はい。良くわかりました。ありがとうございました。

高橋教授
ありがとうございました。


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