NHK 健康ライフより

~ プロローグ ~

尿には、体の様々な異変のサインが含まれています。
どんな状態の尿が出た時に、
どんな病気の可能性を疑うべきなのか?
日本大学医学部泌尿器科学系 主任教授の、
高橋悟さんに、伺います。

1回目「 透明な尿について 」

パーソナリティー
尿の状態によって、様々な病気が分かるケースが、
あるそうですね。

高橋教授
そうですね。そもそも尿とは、
血液の中にある、老廃物とか余計な物を、
腎臓を通して、体の外へ出すという、
そういう物ですよね。

血液というのは、体中をくまなく周っているわけですか
ら、体の中の異常が、尿に反映されやすいという事が、
間違いなくあると思います。

あと、尿がですね。
お年を取ってくると、間違いなく回数が増えてくるんで
すが、1日5,6回は、最低いきますよね。
そうすると、その度にそれを直接見ることができるので、
やはり、これをよくチェックするという事は、大切だし、
利用しない手はないと、思います。

パーソナリティー
通常、尿は、少し黄色になって、出てきますよね。

高橋教授
そうですね。
実はですね。尿の黄色の正体というのは、寿命を迎えた、
血液の中にある、赤血球。これが元なんですよね。
赤血球の中に、ご存知だと思いますが、
赤い色素というのは、ヘモグロビンという物質が、
入っています。

このヘモグロビンがですね、寿命を迎えますと、
分解されて、肝臓の中で、
ビリルビンという物質になります。

パーソナリティー
ビリルビン。

高橋教授
ビリルビンですね。はい。
で、これがですね。腎臓で一部酸化されて、
ウロクロム。ウロビリンなんて言い方もしますが、
ウロクロムという物質になるんですね。
これが、黄色い色という事になります。

パーソナリティー
赤血球が壊れて、分解された物が、
あの黄色の正体なわけですね。

高橋教授
そういうことですね。

パーソナリティー
その黄色が、濃い場合がありますよね。
これは、何故なんでしょうか。

高橋教授
そうですね。よく見ていると、薄い日と濃い日って
あると思うんですけど、実は先ほど申し上げた、
ウロクロムというのは、大体一日で作られる量というの
は、一定なんですよね。

そのために、これが尿に出てくるわけなので、
尿の量が増えれば、当然薄まって、色は薄くなる。
逆に、尿の量が減ればですね、色が濃くなってくる。
そういう原理です。

ですから、水っていうのは、ほとんどは、口から。
食べ物とか、飲み物として、摂ると思うんですが、
出る方は、大きく分けて、3つのルートがあるんですね。

1つは、皮膚なんですね。
必ず皮膚からは、不感蒸発といって、
水が蒸発しています。
そのために、1日とすると、けっこうな量になってい
て、特に暑い場所とか。運動した時とか。
その時には、かなり皮膚から水分が出ているという事に
なります。

あと、もう一個は、吐く息なんですね。
あの、冬なんかは、よく外で、はーってやると、
息が白くなりますね。

これはまさに、水蒸気が見えてるという事なんで、
これも、けっこうな量があります。
で、残りがいわゆる、便として出る物で、
大きい方と小さい方、両方あって、
特にその中で、尿が大きな割合を占めていると、
いうことになります。

ですから、すごく暑い環境に居たりとか、
運動した時とか、そういう時には、
尿以外の水分で、出る量が増えますので、
当然、口から入ってくるお水の量が一定ならば、
尿の量が少なくなって、色も濃くなると。
そういう事です。

パーソナリティー
その尿が、透明になる場合に、
注意が必要になる事が、あるそうですね。

高橋教授
そうですね。
先ほど、申し上げた様に、尿が透明になるという事は、
尿が沢山出ていると、そういう事を意味します。
で、まず一番尿が増える病気っていうと、
糖尿病ですね。

糖尿病になるとですね、まぁご存知だと思いますが、
喉がよく渇くっていう言い方をすると思います。
これは、尿の量が多くなって、
そのために、体の中の水分が減ってしまうために、
喉が渇いてくると。

で、おしっこも非常に透明な物が、
沢山でるように、なるという。
こういう症状がでます。

何故、こういう風に、糖尿病の時に、
おしっこの量が多くなるかっていうとですね。
血糖値が、よく高くなるって言いますよね。
で、血液中の血糖値が高くなると、
糖を外へ出さないといけない。という事になります。

で、余分な糖を、外へ出したいという事になって、
体の中にある水分を引っ張ってきて、それが腎臓を通し
て、体の外へ出すという事になっています。

パーソナリティー
尿の量が、多いのかどうかというのは、
どうやって、判断すればよいでしょうか?

高橋教授
そうですねー。なんとなく多いなーという感じは、
お分かりになると思うんですが、
私達、それを正確に判断するには、
排尿日誌と言う物を、患者さんにつけてもらっています。

何時におトイレに行って、
どれ位の尿が出たかっていうのを、
2,3日間、付けてくださいという風に、お願いします。

具体的には、古くなったお家にある、
計量カップを使って。
そういう物が無ければですね。

例えば、2ℓくらいの透明なペットボトルございますね。
ああいう物の、下の方を切って頂いて、おおざっぱで。

50cc毎で結構ですから、マジックでメモリを振って、
それを使って頂いて、50cc単位ぐらいでけっこうですから、
一回にどれ位の尿が出たかっていうのを、
2,3日間、記録してもらうと、尿量っていうのが、
しっかりと分かります。

一般的にはね。
体重 × 40cc 以上が出たら、それは多いだろうという、
言い方をしますが、大体イメージとすると、
2800 ~ 3000ccくらい。日本人の体格ですと。
それ位の尿量が、一日に出ていたら、
これはもう、明らかに多い。

多尿という状態と、考えて良いと思います。

パーソナリティー
透明な尿が出る場合に、
一つ注意しないといけないのが、糖尿病。
その他に、考えておくべき病気は、ありますか?

高橋教授
そうですね。これは頻度としては、そう多くはないんで
すが、いわゆる、尿崩症と言われる病気がありますね。
尿が崩れるの症ですね。

これはですね。
高利尿ホルモンと言う、
尿の量を調節するホルモンが、造られているんですが、

例えば、非常に汗をかいて、ちょっとお水が体の中に、
足らないなーと思うと、このホルモンが分泌されて、
尿の量を、ぐっと抑え込むんですが、
そのホルモンの、分泌量が減ってしまうか、
あるいは、そのホルモンの作用が、悪くなってしまうために、起こると、言われています。

この病気がですね。
産まれつきの、先天的な異常の事が多いんですが、
それ以外の場合はですね。
その頻度は多くないんですが、このホルモンが、
脳の視床下部という所で、造られるんですね。
そこの部分で起きる、脳腫瘍でも、
時々、この尿崩症になります。

頭の中というのはですね。
ほんの小さな、親指位の腫瘍があっても、
周囲の物を、圧迫しちゃうんですね。
逃げ場がないもんですから。

ですから、必ず色んな症状が出てきて、
視床下部に、この腫瘍が出来るとですね。
視野障害。物の見える範囲が、狭くなったりですね、
そういう症状も、出てきますので、
必ず、尿がちょっと増えておかしいぞと思った時には、
ちゃんと先生のところへ行けば、
適切な検査。CTとか、MRIを、僕達は撮ります。

パーソナリティー
よく分かりました。
今朝のお話、どうもありがとうございました。

高橋教授
ありがとうございました。

ーーー 以上、NHKラジオ 健康ライフより ーーー

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